敬老の日 手作りプレゼント
毎年9月の第三月曜日は敬老の日、ということで。

今年は思い切って、おじいちゃん、おばあちゃんに手作りのプレゼントを贈ろう!と決めたものの…。

「小学生の工作みたいなのは、ちょっと恥ずかしい」
「どんなものがいいのか分からない」
「何が喜ばれるのか知りたい」と、お悩みのあなたに。

今日は、中高生が作るのにピッタリの、敬老の日におすすめ手作りプレゼントのアイデアや、喜ばれるプレゼントの作り方のコツなどをご紹介したいと思います。





もらって嬉しい!喜ばれるプレゼントを作るコツ

敬老の日のプレゼントは、おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえるものを作りたい!ですよね。

喜んでもらえるプレゼントを作るには、あなたのおじいちゃん、おばあちゃんが好きなことや関心のあるものなどをテーマにするのがおすすめです。

テーマは趣味でも動物でも色でも、何でもかまいません。

例えば「犬が好き、犬を飼っている」というおじいちゃんなら「犬」をテーマに「何を贈る(作る)か?」を考えます。

食べ物なら「犬の形のクッキー」とか
使うものなら「犬の散歩に使うリード」とか
飾るものなら「犬の絵柄のフォトフレーム」とか。

「おじいちゃん、おばあちゃんのことを詳しく分からない」という場合は、お父さんやお母さんに「何がいいかな?好きなことは何かな?」と、相談してみるのもアリです。

おじいちゃん、おばあちゃんに直接聞いてみるのもいいですね。

敬老の日の手作りプレゼントの場合、「孫が心をこめて一生懸命作ってくれた」ということだけで、大変喜ばれるものです。

そこに先にお話しした「テーマ」がプラスされていれば、どうでしょう?

「おじいちゃん、おばあちゃんのことを想って作ったあなたの気持ち」がさらに伝わって、プレゼントを受け取るおじいちゃん、おばあちゃんの喜びも倍増する、というわけです。

Point.1 喜ばれるプレゼントを作るコツは、テーマをしっかり決めること!

不器用でも大丈夫!プレゼントを上手くキレイに作るコツ

完成度が高い=良いプレゼントということではありません。
とは言え、ちょっとでも上手く完成させたい!ですよね。

敬老の日のプレゼントは「料理」や「手芸」や「工作」というのが一般的ですが、普段から「何かを作る」といったことに不慣れな場合、上手く出来なかった時のことが心配だと思います。

そこで、手芸や工作や料理が不慣れで仕上がりに不安がある人は、面倒くさがらずに試作してみることをおすすめします。

大きめの100円ショップなら、あらゆる手作りの材料が揃います。
試作をしてもそれほど予算をかけずにプレゼントを作ることができるでしょう。

試作をするメリットは、本番のプレゼントの失敗が少なくなる以外にも「これは、この部分が難したったんだ~」とか、「おばあちゃんのために少し甘さ控えめにしておいたからね~」など、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを渡す時の会話ネタにもなる、ということもあります。

「それでもキレイに仕上げる自信がない」というあなたには。

出来上がっている市販の物に+αで手を加える(デコする)がおすすめです。
買った物に自分でラッピングするだけでもOK。

一から完全に作り上げることだけが手作りではありません。

プレゼントをキレイに仕上げるには、自分に負担のない部分から始めることも大切です。

Point.2 プレゼントを上手くキレイに作るコツは、自分にできることから始めて、試作すること!



敬老の日のプレゼントに人気の手作りアイデア25選

それでは。

中高生が手軽に作れる!敬老の日に喜ばれるプレゼントのアイデアを厳選してご紹介します。

*料理系(お菓子)

・型抜きクッキー(好きな花や動物などの型抜きは好評)

・フルーツゼリー(市販のくだもの野菜ジュースで作るとヘルシーに。季節の果物や好きな果物を入れると喜ばれる)

・ムース、ババロア(堅いものが苦手でも食べやすい)

・ようかん(栗の甘露煮をプラスすると、味も見た目もワンランクアップ)

・団子(こしあん団子やみたらし団子など、お好みのアレンジで)

・きんとん(茶巾絞りにすれば高級感がアップ。ラッピングにもこだわって)

*料理系(食事)

・ちらし寿司(敬老の日の食べ物プレゼントの定番。ハートや花の型を使えば見た目も仕上がりも華やかに)

・お漬物(細切りの塩昆布とざく切りにしたキュウリなどの野菜を一緒に混ぜて一晩おくだけ。簡単お漬物のできあがり)

・野菜のゼリーよせ(コンソメスープに細かく刻んだ色とりどりの野菜を入れてゼラチンで固めるだけ。透明のオシャレなプラスチックカップなどを使えば見栄えも良い)

*工作系

・メッセージカード、手紙(敬老の日定番のプレゼント。感謝の気持ちのほか、日常の出来事や頑張っていることなどを書くと意外と喜ばれる)

・花束(折り紙や和紙、造花などで作る花束は飾りやすい)

・フォトフレーム(市販のものにデコレーション。材料は貝殻、ビーズ、レースなど何でもOK。思い出の写真などを入れて渡すと喜ばれる)

・花瓶(市販のものにデコレーション。水にぬれても大丈夫な材料をチョイスするのがポイント)

・小物入れ(鍵、つまようじ、タバコなど、中に入れるものを想定して作るのがポイント)

・しおり(読書好きならコレ。定番は押し花。手書きメッセージ付きや和紙を使ったものなども好評)

・メガネケース(市販のケースに布やビーズをデコレーション。ペイントするのも面白い)

*手芸系

・ティッシュカバー(お部屋の雰囲気に合わせて。好きな色柄を使うのがポイント)

・マフラー(寒くなる季節に向けて。手編みのマフラーは喜ばれる一品)

・フリースのひざ掛け(好みの大きさに裁断したフリース生地の周囲を毛糸でかがっていくだけ。手間はかかるが簡単。毛糸の色をアクセントに)

・お守り袋(小さめの巾着型の袋に神社のお守りを入れて。使う布の色柄でオリジナリティを)

・腕輪(パワーストーンやビーズで。ストーンを使うのであればその石の持つパワーを調べて使うと良い)

・クッション、腰当て(座椅子や車いすに座ることが多い場合におすすめ)

・スリッパ(市販のスリッパにアップリケやモチーフを縫い付ける。底に滑り止めがあるものだと安全)

*番外編

手作り…ではないけれど。
ちょっと変わった?プレゼントもご紹介しておきます。

・ビデオレター(遠くて直接会えないという場合におすすめ。TV電話でも良いが、ビデオだと撮り直しができて安心、何度でも見ることができて良い)

・出張お掃除(普段手の届かないところや拭き掃除など、歳をとると大変になってくる場所のお掃除の手伝いは結構喜ばれる)

敬老の日の手作りプレゼント プチ・アドバイス

秘密の引き出し
敬老の日のプレゼントでは、おじいちゃん、おばあちゃんが贈ったものを使ってくれない(飾ってくれない)といったこともあるようです。

そういう場合、「嬉しくなかったのかな」と心配になります。

しかし、おじいちゃん、おばあちゃんの世代では「大事なもは仕舞っておく」という習慣を持つ方も多いのです。

実は、家のどこかに必ず秘密の引き出しがあり、貰ったものや大事なものはそこに大切に仕舞っている、ということも多いのです。

嬉しいからこそ、使わず大事に仕舞っておくのです。

また、おじいちゃん、おばあちゃんの世代では、「感情を表に出さない」という習慣が身についている方も多いので、一見、嬉しそうな様子がないこともあります。

これは、あなたがが改まって「ありがとう」と伝えるのが照れくさいのと同じで、おじいちゃん、おばあちゃんも「嬉しそうにするのが照れくさい」という感じです。

でも内心では、孫からの心のこもったプレゼントに、あなたのおじいちゃん、おばあちゃんを想う気持ちそのものに、ものすごく喜んでいるのです。

なので敬老の日にはしっかりと、心を込めた手作りプレゼントをドーンと贈っていきましょう!