お店やネットショップの写真で観た時は「イイ感じ」だと思ったんだけど…。
いざ、自分で飾ってみると「何となく違う気がする…」と、ひな人形を見栄えよく飾るのも、案外、難しかったりしますよね。
そこで今日は、ひな人形の仕上がりをキレイに見せるコツについて、ご紹介したいと思います。
インスタ映えする…かもしれませんよ!
目次
ひな飾りをキレイに見せるコツ
「なかなかバランスが難しくて…」「どうも全体的に整った感じがしない…」という方のために、ひな飾りをキレイに見せるワンポイントアドバイスをいくつかご紹介したいと思います。
センターをしっかり定める
センターから左右対称に人形やお飾りを配置していくだけでも、全体的に整った雰囲気となります。
2枚屏風(六曲一双/ろっきょくいっそう)の場合は一旦しっかりと開いて同じ幅に整えてから、センターから左右対称に置くようにすることがポイントです。
人形は上段から飾る
下段から飾ってしまうと、上段にいくほどに先に飾った人形などが邪魔になり、体が触れて壊してしまった…という事故にもつながります。
主役である男雛・女雛を軸にして、下向かって順に並べていくほうが、断然バランスがとりやすいですしね!
配置の間隔などは、人形店の写真などを参考にされる方も多いと思いますが、それも良い方法だと思います。
まずは真ん中から
三人官女や五人囃子はまず、真ん中の人形を先に置きます。
次に両端にくる人形(または、お飾り)を置き、残りをそれぞれの中間に置けば、均等にバランス良く配置できます。
人形はカメラ目線で
人形それぞれの目線が(人形から見て)やや中央前方を向くように置いてあげると、全体の仕上がりにワンランクアップ感が出せるかな、という感じです。
今で言うカメラ目線?といったところでしょうか(笑)。
お顔の汚れは手の汚れ
男雛の冠を付けたり従者に小物を持たせる時に、人形の顔などに手が触れてしまうことから、黒ずみなどの汚れになりやすいようです。
ですので、お子さんと一緒に人形や小物を飾る際には、手の汚れにも気を配ってあげることも、キレイな見栄えのためには大切かな、と思います。
キレイには気合いが肝心
人形や道具類は位置を定めて腹を括って置く!というのも見栄えをよくするコツでしょうか(笑)。
毛氈はヨレやすいので、置いてから頻繁にアレコレ動かしてしまうと何となくシワシワ感が出てしまいますよね。
そうなると全体的に雑な印象となってしまいますので、位置を修正する時には気を付けてくださいね。
段飾りのひな人形では、あらかじめ何をどこに置く、ということを把握しておくことも大切でしょう。
ひな人形の詳しい飾り方はコチラ⇒『ひな人形の飾り方 誰をどこに置くの?それぞれの役目や意味は?』
立雛や親王飾り
男雛・女雛だけのひな人形は、サイドボードやピアノ、テーブルなどの上に飾れて自由度が高い反面、何となく普段の景色に溶け込んでしまいがちになります。
そういった時には、ひな飾りの下に赤い毛氈(もうせん)などの布を一枚下に敷くと、ひな人形の豪華さと存在感が増しますよ。
(毛氈以外でも、フェルトなど何でも良いので、雛飾りの台座部分よりも大きめのサイズで、赤い布地が見えるように敷くのがコツです。)
ひな飾りをキレイに見せるコツ まとめ
インスタ映えを考えるのであれば、光と影の加減など、やりたいことは色々とありますが、一番には室内(壁などの背後)の映り込みを計算に入れておくことでしょうか。
せっかくキレイに飾ったとしても、全体のビジュアルとしてキレイな一枚の絵になっているか?というところが、インスタ映えというい意味においては結構重要かな?と思います。
アップで撮影する場合は、お顔の汚れとか小物の持たせ方とか、その辺に気を付けると良いでしょうか…。
あと、修正も必須でしょうね。
不必要な背景が映り込んでいた場合はトリミングすれば良いですし、色調整やぼかしなどの加工を入れた方が、美しく見えたりしますしね!
写真をインスタに投稿しなくても。
わが子の思い出の1シーンとして、画像や動画には残るものですので、ぜひ、キレイに見える飾りつけをして良い思い出を残してくださいね!