吉野の桜

以前から一度観に行きたいと思っていた吉野の桜。

関西の桜の名所として有名なのですが、渋滞に巻き込まれると最悪の状況とか…
そんなうわさをよく聞いていたので今まで躊躇していました。

が、、、今回は、
お花見気分を味わい徹底的に渋滞を避けてやろー、ということで挑戦してみました。





まずは下調べから

吉野へは大阪市内から車で2時間程度です。
思ってたより近いんですね。

吉野山の桜は、「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」とエリアが分かれています。
各エリアごとに開花時期が違っていて長期間お花見を楽しむことができます。

まず、開花状況や交通規制などをチェック。
これは吉野町公式ホームページでチェックしました。

リアルタイムの交通情報は、Googleの検索窓に「吉野 渋滞」と打ち込むと渋滞状況が載っている地図が表示されます。

実際に行ったのは、下千本、中千本エリアが「落花盛ん」で上千本エリアが「散り始め」、奥千本エリア「満開」の時期、平日の午後6時頃に上千本エリアに到着しました。

吉野へ車で行ってみた結果

さすがに、ちょっとなんだかなーな時期と時間だったので渋滞にはまったく合いませんでした。
時間が時間なだけにゆっくりと散策はしませんでしたが、まだ歩いて散策している人も結構いました。

この時間になると人出によって、歩行者天国になるメインの通り(県道15号線)も車で通ることができます。
ただ、道幅が狭く対向車がくるとすれ違いが困難なところも多くあります。

この通りは吉野山観光駐車場から勝手神社までの約2km、観桜期は歩行者天国になります。
お店がずらっと並んでいて、下千本、上千本エリアが満開の時期にぜひ歩いてみたいですね。

歩いて散策するとなると駐車場が問題になるのですが、吉野は駐車場が少ないです。
このために大渋滞が発生すると思うのですが…

上千本まで行くと大きな駐車場はありません。
何箇所か駐車場はありますが数台しか停めることができないので、混雑時に停めるのは至難の業でしょうね。
管理人が行ったときは、大丈夫でしたが。。。

上千本

上千本の花矢倉展望台からの景色です。
午後6時頃もうすぐ日の入りですが夕焼けがひろがり、それはそれで美しい山の景色が満喫できます。
この花矢倉展望台には5~6台の駐車スペースがあります。

子守茶屋

花矢倉展望台にある子守茶屋。
売店でしいたけ飯やおでん、くず湯などを販売しているので、ここで食べることができます。
きれいな夕焼けと桜を満喫しながら一休み。
混雑時の賑わいも活気があっていいと思いますが、こんな静かな夕暮れ時もまた格別の雰囲気です。

ちなみに売店の営業時間は、お客さんがひけるまでだそうです。

子守茶屋からの眺め

いい景色です。
新緑の季節もきっと美しいでしょうね。

くず湯

吉野といえば吉野葛。
少し肌寒かったのでくず湯をいただきました。
しょうがが効いていて甘すぎず美味しかったです。
この素朴な感じが雰囲気にぴったり、ホントに贅沢なひと時だなと。。。

ライトアップ

花矢倉展望台から周回道路を少し下っていくと、桜がライトアップされています。
ここにも5台くらいの駐車スペースがあります。

上千本

このあたりは周回道路で、車は一方通行になっています。
上っていく道ではあまり桜を見ることができなかったのですが、下っていく道はこんな感じで桜がきれいです。

山の駅

下千本エリアまで下ったところで、気になる茶屋を発見。
山の駅商店の休憩所です。

吉野駅へ行くケーブルのりばの向かいで、お店の向かい側に駐車場があります。
ここも10台くらい停めることができますが、観桜期の昼間は歩行者天国になっています。

鮎の塩焼き

店頭では鮎が炭火で焼かれてます。
お店の人みんな愛想がよくて面白いです。
この時期の営業は、鮎が売り切れるまでらしい。。。

鮎の塩焼き

1尾500円、この時期なので養殖ものだと思いますが美味しいです。

山の駅休憩所

休憩所の中はこんな感じ。
日が暮れてしまいましたが、またこれがいい雰囲気。
お店で買い物した人が優先ですが、お弁当の持ち込みも可能です。

山の駅休憩所

休憩所内の山側がライトアップされています。
シャクナゲや桜を観ながら一休みできます。

まとめ

時期と時間をずらせば渋滞に合わずに行くことができます。
今回は満開の桜を堪能することはできませんでしたが、人が少ない分のんびりすることができました。

昼間に行くなら吉野山観光駐車場に車を停めて歩いて登っていくのがいいと思います。
ただ、バス優先なのでバスが多いと乗用車は停めることができません。
その場合は、東側の道路(観光車道)にある駐車場を利用するとよいでしょう。

下千本、中千本エリアが満開の時期は、郊外駐車場からシャトルバスが運行されるので、それを利用するのがよいですね。

来年は早朝から昼間の吉野を楽しんでみたいと思います。