9月と言えば敬老の日。
小学生くらいまでは、学校で作った敬老の日のプレゼントを渡したりもしてたけれど…。
気が付けば自分も社会人。
成長するに従い、(忘れている訳ではないんだけれど)何となくプレゼントを渡さなくなって、今に至る…。
という方は結構多いでしょう。
「今年は久しぶりに敬老の日のプレゼントを渡してみようかな」と、思い立ったものの。
「どんなものをプレゼントすればいいのか分からない」とお悩みのあなたに。
今日は、社会人の孫から祖父母へ贈る鉄板プレゼントをご紹介します。
敬老の日、祖父母が社会人の孫に望むことは?
祖父や祖母が小さな孫に望むこと。
それは「健やかに、幸せに」ということです。
では、祖父や祖母が大きくなった孫に望むことって何でしょう?
それはやっぱり「健やかに、幸せに」ということなんですよ(笑)。
実は大抵の祖父や祖母は正直、孫から何か品物を貰いたい…とは思っていないんです。
例えば、あなたが小学生のころに贈った似顔絵や感謝状などのプレゼント。
喜んでくれたのは「それそのもの」よりも、あなたが「一生懸命作った」ということだったはずです。
つまり「孫が想いをかけてくれる」ということ自体が、祖父や祖母にとっては一番嬉しいプレゼントなんですね。
ですので、今のあなたに祖父や祖母が望むことがあるとすれば。
それは、子供のころの「一生懸命」から大人として成長したあなたの気持ち、つまり「大人としての祖父母への想い」をあなた自身から感じることではないでしょうか。
孫が贈って喜ばれている鉄板プレゼントとは?
一般にプレゼントといえば「品物」が思い浮かびます。
ですが敬老の日のプレゼントで祖父や祖母に最も喜ばれているのは、実はメッセージカードや手紙です。
気持ちは言葉で伝えるのが一番、やはりダイレクトで分かりやすいということでしょうね。
ポイントはメッセージは手書きで書く、というところです。
短い文章でかまいません。
敬老の日のカードでは、祖父祖母に対するありのままの素直な気持ちを表現することが大切です。
感謝の気持ちとともに普段話すことのない自分の近況を書くのも良いですし、普段の姿や様子が分かる写真などを使って、ポストカード風にしても良いですね。
前章でもお伝えしましたが、祖父祖母にとって何よりのプレゼントは、孫が健やかで幸せに成長していること、そしてその孫が自分を想ってくれていることなのです。
孫がひと手間かけてでも気持ちを言葉で伝えてくれる。
これが敬老の日のプレゼントで手書きのメッセージカードが一番喜ばれている理由ではないでしょうか。
孫がプレゼントを贈るうえで最も大切なこととは?
さて、敬老の日に孫が祖父母に贈るのは手書きメッセージ入りのカードだけでも十分に喜ばれる、とはいえ。
社会人になると学生のころに比べてプレゼントにかけられる金額もやや余裕ができてきます。
やはり、もう少し何か形のある品物を贈った方が良いのでは?
と気になりますよね。
シーズンともなると、どのお店もプレゼント商品が目白押しです。
そういったプレゼントの中にピンとくるものがあれば、それが何より一番です。
あなたが一生懸命選んだプレゼントであれば、喜んで受け取ってくれるでしょう。
ただ、中には「孫にお金を使わせるのは気が引ける、気の毒」と思う方もいらっしゃいます。
お金をかけることが必ずしも良いこと…とならないのが敬老の日のプレゼントの難しいところ…かもしれません(笑)。
もし、メッセージカードだけでは物足りない気がするのであれば、プレゼントの品はカードのオマケくらいの位置づけで考えるのが良いのではないでしょうか。
敬老の日のプレゼント まとめ
父の日や母の日は比較的丁寧に扱われるのですが、敬老の日はどうしてもおざなりにされがちです。
敬老の日は、孫であるあなたが「おじいちゃんやおばあちゃんを大切に思っている」という気持ちがなければ成立しません。
つまり、祖父祖母にとって敬老の日が本当の意味でのお祝いの日となるのは、孫であるあなたの行動があってこそです。
ですので、今年の敬老の日には、ありのままの今の気持ちを、おじいちゃんおばあちゃんに贈ってあげてくださいね。